【陰陽五行論塾】2019年12月の動向

こんにちは。陰陽五行論塾事務局です。
今月の動向をお届けいたします。

=== 今月の動向 ===

今月(12/7~1/5)は丙子月です。

火性で陽の十干「丙(へいか)」と、
水性で陽の十二支「子(ね)」が
組み合わさった干支です。
丙は太陽や大きな火を表し、
子は真冬(真夜中)の大海や広大な湖を表します。
そのため、 丙子は「真冬の海に輝く太陽」というイメージです。
丙子月のポイントは以下の通りです。

◆美しさを体現する

古来より、火と水は神の使いとされ、
その2つの組み合わせの丙子月は、 神聖なエネルギーに満たされています。
身なりはもちろん、姿勢、所作、言葉遣いから心の在り方まで、
完全なまでの美しさの追究が、運気の上昇につながっていきます。

十二支は時間を表しますので、子は午前0時~2時となります。
つまり、丙子は真夜中の太陽、または白夜という言葉で表せます。
通常では考えられない常識を超えた光景と美しさは、
人々を魅了し、忘れられない印象を残すことでしょう。
自分の中にある美しさの基準をさらにもう一つ上げて、
すべての領域において磨きをかけてみてはいかがでしょうか。
丙子の持つ完全美を取り入れてまいりましょう。

◆決断と行動

直感力が研ぎ澄まされ、知性が冴え渡る月となります。
とはいえ、丙子がいくら美しいといっても、
本来あり得ない状態には変わりないですから、
神経質で精神的に不安定になりやすい傾向にあります。
心が不安だと、判断力が鈍り優柔不断になります。
人は長所で失敗する、とは塾長のお言葉ですが、
知性の短所は行動力に欠けることです。

そこで、決断力を磨くためにたくさんの本から知識を得たり、
体験から知見を広げることを意識する。
何が大切なのかの本質を探究する。
何事も考え過ぎず、自分の感性・直感を信じて行動してみる。
以上が改良ポイントになります。

複数ある火と水の組み合わせの中でも、
抜群の知性を誇る丙子の月ですから、
失敗を恐れず習得と行動の両方を意識したいところです。
そのためにも、まずは決断することが肝要となります。

◆一芸一葉にまとめる

一芸一葉とは陰陽五行論独特の表現ですが、
一つのことに集中するという意味合いです。
12月は師走ということで、何かと多忙な時期ですが、
丙子月の今年は、普段よりも多くのことをこなせると思われます。
それゆえ、器用さを発揮できる月であると言えますが、
同時にすべてが中途半端になってしまう可能性もあります。

すべては一極二元論、中途半端が悪いわけではありませんが、
まずはこれに集中してやりきると決めた状態でいろいろやるのと、
そうでないのとでは雲泥の差があります。
そうして極めたものを増やしていけば高いレベルでの多芸多才となります。
器用貧乏の領域を脱するには、絶好の月かと思われます。
自分にとって今本当に注力すべきことは何かに想いを馳せていると、
丙子月の直感力で見えてくるものがあるかもしれません。

みなさまにとって丙子月の年の瀬が素敵なものでありますように。

以上、丙子月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や個人の運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい在り方を探究していただければ幸いです。

関連記事

  1. 【陰陽五行論塾】2020年2月の動向

  2. 【陰陽五行論塾】2019年11月の動向

  3. 【陰陽五行論塾】2019年2月の動向

  4. 【陰陽五行論塾】2020年4月の動向

  5. 【陰陽五行論塾】2019年9月の動向

  6. 【陰陽五行論塾】2020年10月の動向