こんにちは。陰陽五行論塾事務局です。
今月の動向をお届けいたします。
＝＝＝ 今月の動向 ＝＝＝
今月（9/9～10/7）は癸酉月です。
水性で陰の十干「癸（きすい）」と
金性で陰の十二支「酉（とり）」が組み合わさった干支です。
癸は 雨、露、小川、真水を表し、酉は季節では仲秋を表します。
そのため、癸酉は「秋の山中のきれいな石の間から湧き出る水」というイメージです。
癸酉月のポイントは以下の通りです。
◆神社仏閣を訪れる
癸酉月は、信仰や家系に縁が深い月となります。
神社仏閣をめぐったり、先祖供養のためお墓参りをすることで、
運気の流れが良くなり、聡明さが発揮されることとなります。
現実世界での有形人脈を豊かにするためには、
精神世界における無形人脈を意識することが大切です。
9月は秋彼岸があります（9/20～26）。
秋分の日を中心とした前後7日間は、昼と夜の陰陽の調和がとれる期間です。
神社仏閣で無形の波動を浴びながら、ご先祖様や大いなる存在に想いを馳せ、
自身の心をセンタリングしてみてはいかがでしょうか。
◆筆をとり文章に親しむ
源泉清く長流である癸酉月は、文筆活動に異彩を放ちます。
芸術の秋でもありますし、玉堂星世界を体験する絶好の機会です。
ご自身の想いを詩にしてみたり、写経をしてみたり、
アートな領域は、理屈で凝り固まった頭を非論理へといざないます。
忙しい日常を少し離れ、気持ちに言葉を与えてみるのも一興です。
メールも悪くないですが、ひと手間かけて手紙にするのもいいかもしれません。
◆品性を磨く
思考力も知識の吸収力も高まる月ですが、
ふとすると自分のためにその力を行使してしまうことがあります。
品性なき知性は、ずる賢さや攻撃性につながります。
自分と異なる価値観を受け入れるのは容易ではありませんが、
陽の時代は多様性、無駄余暇遊びを取り入れられる余裕をもちましょう。
品格ある土台の上にあるものは、自然と美しさがにじみ出るものです。
言葉に、所作に、アピアランスに、品性を加味してまいりましょう。
以上、癸酉月のみで見たポイントです。
ご自身の天中殺や個人の運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい在り方を探究していただければ幸いです。
