【陰陽五行論塾】2019年5月の動向

こんにちは。陰陽五行論塾事務局です。2019年5月の動向をお届けいたします。

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令和元年の初月(5/6~6/5)は、己巳月です。
土性で陰の十干「己(きど)」と火性で陰の十二支「巳(みび)」が組み合わさった干支です。

己は田園を表し、巳は灯火、季節では初夏を表します。そのため、己巳は「夏の始まりの田園」というイメージです。己巳月のポイントは以下の通りです。

◆インプットとアウトプットのバランスを保つ

己巳は乾いた田園なので、水と火のバランスが大切となります。近年アウトプットの重要性が叫ばれておりますが、それはそもそもの知識や体験があることが前提です。火性を動かさずインプットメタボになってもいけませんが、知識や体験からの学びに助けられることはあっても困ることはないはずです。習得本能と伝達本能の両輪を動かすことが大事です。己巳月の強い運勢の波にのり、望む成果を出していきましょう。波乗りには、やはりバランスが大切になってきますね。

◆目下の面倒を見る

己巳月は、目下となる部下や子どもへの関わりにおいて抜群の力を発揮します。面倒を見ると一言でいってもその対象もアプローチも様々ですが、まずは身近にいる大切な人に、その人が肯定的になるような言葉がけをしてみてはいかがでしょうか。面倒には、精神的な要素が含まれているような感じを受けます。アドバイスや押しつけではなく、相手が抱えている面倒ごとが少しでも軽くなり、安心感や有り難さを感じてもらえる寄り添い方をしたいものです。

◆自立独立の志を堅くして

今月は、目上からの援助があまり期待できません。逆に言えば自立する絶好の機会でもあります。志高く自分との約束を守り、粘り強くコツコツと積み重ねることが、自信となり自立につながります。
一方で、自立独立を意識すると自分にベクトルが向きがちになります。巳は火性南方礼徳を表します。親しき仲にも礼儀あり。いかなる時にも感謝の気持ちを持ちましょう。お礼は大事。令和だけに。

以上、己巳月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や個人の運気など、個人の宿命によってテーマは変わってきますが、これらを心に置いてよりよい在り方を探究していただければ幸いです。

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