【陰陽五行論塾】2020年1月の動向

こんにちは。陰陽五行論塾事務局です。
今月の動向をお届けいたします。

=== 今月の動向 ===
今月(1/6~2/3)は丁丑月です。

火性で陰の十干「丁(ていか)」と、
土性で陰の十二支「丑(うし)」が
組み合わさった干支です。
丁はロウソク、焚火などを表し、
丑は晩冬の土を表します。
そのため、丁丑は冷たく湿った大地の上に美しく、
そして静かに灯る焚火というイメージです。
丁丑月のポイントは以下の通りです。

◆深化と探究

丁丑月は、興味と関心のあるものをとことん掘り下げ、
探究していくことで、感性が磨かれ、運気も上がっていきます。
単なる知識の集積にとどまるのではなく、
歴史や背景にまで想いを馳せて自らの血肉にしていくと、
自分の言葉で伝えられるようになり、重みもでてきます。

どんな事柄であっても、深化の過程を経ていきますと、
自ずとその本質が見えてくるものです。
深化させたものは、さらに他者への肯定的な在り方として探究すると、
本やネットで調べても出てこないオリジナルの知見となり
違いを創り出すことになるでしょう。
中でも、芸術的な分野において探究しやすい月です。

◆横のつながりを大切に

ビジネスにおいて物事を進めるにはとてもよい月です。
周りの人からも好感を持たれやすくなります。
しかし、人間関係において何よりも大切なものは信頼です。
言葉づかい、身なり、お礼など、その内容からスピード、タイミングに至るまで
細かい気配りが重要になってきます。
大切なのは、相手への思いやりと誠実さです。
形式的にやったもの、自分本位でやったものは、
いかに丁寧な言葉で体裁が整っていたとしても、
心からの気持ちがこもっていなければ、
慇懃無礼と捉えられてしまうかもしれません。
やりたいことをするのではなく、相手の望むことをする。
先生のお言葉をお借りすれば、
相手のかゆいところに手が届く心配りでしょうか。
目の前のお客様はもちろん、横にいる友人、知人、パートナーへも
日頃の感謝を伝え、関係性を深めてみるのもいいかもしれません。

◆自分に厳しく、他者にやさしく

世間的には新年が明け、1年の抱負や達成目標を掲げ、
日々、成長のために研鑽されている方もいらっしゃることと思います。
今月は、自分を激しく律しながらも、他者に寛大である様が
運気上昇に拍車をかけることになります。
周囲がどうであれ、誰が見ていようがいまいが、
自分で決めたことは貫き通す。
その在り方が、人間性にも美しさを醸し出していきます。

いつかの講義で先生が仰ってましたが、
修行中に最もつらいのは、手を抜こうと思えばいくらでも抜ける環境で、
自分の心の弱さと葛藤することだと。
人が見ていない処でどれだけ誠実に生きているのか。
自分と大いなる存在だけは知っている。
それが自分を律する何よりの修行であると。

かくありたいものです。

2020年冬の土用丑の日は1月23日(木)です。
季節の変わり目、スタミナのつくものを食べて、
冬を乗り越え、春を迎えましょう。

以上、丁丑月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や個人の運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい在り方を探究していただければ幸いです。

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