【陰陽五行論塾】2019年3月の動向

こんにちは。陰陽五行論塾事務局です。2019年3月の動向をお届けいたします。

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今月(3/6~4/4)は丁卯(ていかのう)月です。

火性で陰の十干「丁(ていか)」と、木性で陰の十二支「卯(うぼく)」が組み合わさった干支です。丁は灯火やロウソクを表し、卯は草花、季節では仲春(旺春)を表します。そのため、丁卯は「春の灯火」というイメージです。

丁卯月のポイントは以下の通りです。

◆諸行無常を生きる

ものごとは常に変化を繰り返し、ひとつとして同じ状態のものはありません。お金、名誉、人間関係、自分自身といったものから、うまくいっているこの状態も、今感じている幸せも、すべては移り変わっていくのが世のことわりです。しかし、現状を維持したい、この幸せがずっと続いてほしいという思いは執着となり、苦しみを生じてしまいます。苦しみにとらわれないためには、ものごとは絶えず変化するものなんだということを理解し、受け入れることができるかどうかにかかっています。

そして、ただ変化していくのを見ているのではなく、自分の枠を超えて飛び込み、自ら変化をつくりだすことを意識すると、社会的評価や名誉名声を得やすい月となります。卯月は出会いや別れの多い季節です。変化を肯定的に味わってまいりましょう。

◆何もしないをしない

「何もしないをしてるんだよ」とは、某テーマパークのとあるクマさんのセリフですが、陰陽五行論的には、成功の反対は失敗ではなく、何もしないことと定めています。熟考を重ねて何も行動しないよりは、15分考えたらとにかく行動することがうまくいくコツです。行動すると必ず何かしらの結果が得られ、どのような結果であっても体験が残ります。そして、食べ物が人のからだをつくるように、人生における体験が人間力を養います。どのような体験を自分に与えていくかを意識して過ごしてまいりましょう。

◆不自由の中の自由を楽しむ

人生はパラドックスです。一見、煩わしい、縛られていると感じているものの中にも自由を見ることができます。いや、むしろ不自由さの中にしか自由は見出せないのかもしれません。暗闇の中でこそ光は輝きを放ち、不幸せの中にこそ幸せはその価値を増していくものです。そして、今目の前にある不自由さの枠組みは、その源泉を自分にあると受け止めることができた時、自身の変化によって改善されていくことでしょう。他人任せではなく、自分がコントロールする意識を持つことです。

以上、丁卯月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や個人の運気など、個人の宿命によってテーマは変わってきますが、これらを心に置いてよりよい在り方を探究していただければ幸いです。

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